「感情の老化」という言葉を最近良く耳にするようになりました。
まず、感情が老化のサインは
- やってもしょうがない
- 人に言われたことがぐずぐずといつまでも気になる
- 怒り、イライラのコントロールが効かない←感情老化の末期!?
あと、頑固になったり、安全を選択するようになるのも感情の老化で、何か決めなくちゃいけない時、安全な方を選ぼうとしているとしたら感情の老化の末期なんだそうです。
なんだかギクリとしてしまいます。
若い頃に比べると、ネガティブ思考に支配されているように感じている場合は感情の老化が始まっているかもしれません。
それともう1つ。
よくあるイライラに、急いでいるときの赤信号。
朝なんか特に、
前の車に対して、
「スピード出していけよ、グズ!」 とか、
「この黄色で止まるか?進めよ、アホ!」
みたいに、心や言葉で悪態をついてしまうようになると、それはあきらかな感情の老化。
そして怖いのは、この感情の老化の先にある感情のゼロポイントだそうです。
「感情の0ポイントについては」最後の方で説明していきます。
感情老化が始まってるかも!?と思ったら、「感情の老化度テスト」をやってみてください。
Contents
感情の老化テストのやり方
用意するもの
・電卓か、メモ帳
質問に対して、点数をつけていくので、「正」の字が書けるようなメモ帳(レシートの裏なんかでOK)か電卓を準備してください。
感情の老化テストのやり方
- 「はい」を3、
- 「いいえ」を1、
- 「どちらでもない」を2で、点数をつけていきます。
合計点が、最高でも自分の年齢と同じくらいならばまだOKの範疇。
ところが、自分の年齢を超えていたら要注意ですよ!
では早速、感情の老化テストをやってみましょう。
感情の老化テストその1
□自分から遊びに友達を誘ったことがない
□性欲、好奇心などかなり減退している
□失敗すると昔よりもウジウジと引きずる
□自分の考えと違う意見をなかなか受け入れられない
□年下にタメ口をきかれると瞬間的にムッとする
□「この年で始めたって遅い」とよく思う
□この年なので、お金を使って楽しむより老後に蓄えて、お金を貯めたいと思う
□あることが気になったら、しばらく気にし続ける
□最近、何かで感動して涙を流した記憶がない
□かっとなって部下や家族にどなることが多い
□起業など、若い人の話だと思う
□この半年、一本も映画を見ていない
□夫婦喧嘩をすると、怒りがなかなか収まらない
□新刊書やカルチャースクール、資格試験学校、旅行などの広告に興味がわかない
□友達の自慢話を聞いていると、昔よりじっと聞いてられない
□この一ヶ月、一冊も本を読んでいない
□最近の若い者のことはわからない、としばしば思う
□今日あった出来事が気になって、落ち着かずに眠れないことが多々ある
□最近、涙もろくなった
□昔と比べて、斬新なアイディアが思い浮かばなくなった
□グルメ雑誌、ファッション雑誌なんて自分と別世界のことと思う
□一つの気に入った案が思いつくと、なかなか別の考えが浮かばない
□昔よりイラっとくることが多くなった
□ここ数年、旅行は自分で計画せず、人の計画に丸乗りするだけだ
□昔と比べて、いろいろなことに腰が重くなった
一旦ここで小計を出しておきます。
続いて次のテスト。
その2はすぐに終わります。
感情の老化テストその2
□「ごますり」とわかっていても気持ちいい
□「あいつは○○だから」という、人の性格などを決め付けた発言をよくする
□人にものを尋ねるのが億劫だ
□仕事で、こうしたほうがいいと思うことがあっても、面倒くさいので提案しない
□一度嫌いに(好き)なった人物のことは、なかなか良いところ(悪いところ)を認められない
ここでも小計を出します。
その1+その2の合計が、今のあなたの「感情年齢」になります。
いかがでしたか?
感情の老化は、早い人で20代から始まり、それは身体や脳に先駆けて始まるのだそうです。
「あるある~」と笑いながら質問に答えていくと、かなり点数が積み上がっていくので、無理やり「どちらでもない」を選び直して、低い点数で収めようとするのですが、自分に嘘はつけませんでした。
感情の老化の先にある0ポイントって何?
感情が老化して、怒りっぽくなるくらいだったら、まだ元気がある証拠です。
怖いのは、その感情の老化の先にあるゼロポイント。
感情のゼロポイントとは、すべての思考や感情がストップして、「死にたい」とさえ思う気持ちが、ふっと湧き出た時なのだそうです。
うつの先にあるものと同じですね。
感情の老化と肉体の老化の関係
感情が老化していく原因の1つに、加齢による肉体の老化があります。
これは仕方がないことですが、肉体の老化の中でも鍵になっているのが脳の前頭葉の萎縮。
上図の左側の水色部分(おでこのあたり)です。
この前頭葉が萎縮することによって、感情も老化すると考えられています。
前頭葉の働きは、ざっくりいうと、社会に適応するように感情や行動をコントロールするところなのですが、加齢だけではなく、過度なストレスによっても萎縮していきます。
ただ、実際の感情の老化は、前頭葉の萎縮よりも前に訪れるそうです。
心と身体はつながっている、というよりも、感情が肉体をコントロースしているとも言えますね。
感情の老化を防ぐ方法
もし、感情が老化しているとわかったらどうすればよいか?
実はこれが1番重要だったりします。
とっても簡単なんだけど、1番難しい。
動物の中で、唯一自分で意思決定ができるのが人間です。
体を動かすこととあわせて「どんなことがあっても、今日だけは気持ちよく過ごすぞ」って自分で決めることだそうです。
ただ、決めるだけ。
それが実行できなくても、自分を責める攻める必要はなくって、できるだけ自分が気持ち良いと思うことを日常に取り入れること。
いやぁ、そんなことわかっているけどできないよって思うんだけど。
ただ、多分、ココを読んでいらっしゃる方は、それほどひどく感情は老化していないと思われます。
極限まで老化してしまった感情は、多分自覚できないのではないかと・・・。
私が始めて「感情の老化」について聞いたのは2014年。
個人セッションとしても提供しているフラワーエッセンスのセミナーでした。
ドイツのお医者様が書いたフラワーエッセンスの本を翻訳された方で、ご自身もフラワーエッセンスのコンサルテーションをなさっている岩田先生のセミナーでした。
なので対処法としては、気分に対応するフラワーエッセンスが紹介されました。
- やってもしょうがない→凝り固まってしまっている(ロックウォーター)
- 人に言われたことがぐずぐずといつまでも気になる(ホワイトチェストナット)
- 怒り、イライラ→コントロールが効かない(インパチェンス、ビーチ)→老化の末期
ただ、この本に「感情の老化」について書いてあるわけではありません。
フラワーエッセンスに関しては様々な書籍や、近くで選んでもらえるところがあるはずなので、興味があればさがしてみてくださいね。
またある程度自分で選ぶことができるのだったら、ネット通販からの購入が可能です。
感情の老化テストの引用先
この、感情の老化テストの引用先は下記の書籍です。
⇒ アマゾンで購入
⇒ 7netで購入
本を読んだ方のレビューをチェックしてみると、良かったよ!って言っている人はある程度高年齢の方のような・・・
●読みやすい・元気になれる・うんちくも学べる…と三拍子そろった和田秀樹節が本作でも炸裂。
さすが精神科医だけあって、心をほぐし、やる気をひきだす言葉をよくわかっている。コンテンツごとにポイント分けされているのもわかりやすい。随所にさりげなく最新の医学データも織り込んでいるのもさすが。
●本の背表紙などを見ると、この書物は40代以上の人をターゲットにしたものらしい。にもかかわらず、タイトルに魅せられて買ってしまった。わたしは、時間の経過とともに肉体が老いていくのは自然の現象でどうしようもないと考えている。しかし、心までは老いたくない。そうならないためのヒントがあればと思って買ってみた。読了間近までその手がかりが得られずガッカリしかけたが、最後の最後で求めていたものに出会えた。
あと、確かに!て思えるレビューがこちら。
確かに、若い人はこういったことに全く興味がないだろうし、こういったタイトルや本は読みませんね!
「こんなの読んでいたら早く年とるよ」と言われました。
確かに読み終えたあと、少し疲れました。。。
よけいに老化を感じる結果になったかも
まとめ
ここでは、感情の老化テストについて、てテスト方法や引用元の書籍をご紹介しました。
感情年齢は、固定ではなく、その時の体調や気分によってもかわります。
疲れた時にやると、凄く老化た年令になってしまうけど、元気な時にやると若返っていて、気分によってこんなに感情年齢に差が出るんだな、って感心するとともに驚くほどです。
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