人は続けることでしか変わらない。続けたことが積み上がっていく。




人は続けることでしか変わらない。そして、続けたことが積み上がっていく。

この言葉は、先月卒業した小田桐あさぎさんの魅力覚醒講座の中で何度も聞いていた言葉です。

「人は長年続けてきたことが、どんどん上手になっていくし、それが出来る自分になっていく。

だから何を続けていくかがとっても大事。

そして、頭で考えているだけでは何も変わらない。行動することでしか変わらない。

だから、自分にとってワクワクすること、楽しいこと、これから挑戦したいことを少しずつ少しずつやっていこう!」

言葉は少し違っているけど、講座内で本当に何度も聞いていました。

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続けたことで積み上がっていくもの

続けたことで積みあがっていくもの。

言葉だけ聞くと「当たり前」と思えてしまう言葉だけど、立ち止まって自分が続けているとを振り返っみると、これから先に役に立たないことやりたくないこと続けている場合じゃない!っていうことが腑に落ちる、とても深い意味を持つ言葉だと気づきました。

具体的にどういうことかというと、例えば家事(特に皿洗い)が嫌いだったとしましょう。

どんなにそれが嫌いだったとしても、ほとんどの人は食事の後には皿洗いをしますよね。

特に大家族だったりすると家族分の食器に加え、大きな鍋釜まで入れると皿洗いだけでけっこうな時間と労力がかかります。

だけど、それをやっとかないと次の食事の準備もできないし、なんといっても台所が大変なことになってしまいますもんね。

「山積みだったシンクの中から、汚れた食器が次々にスッキリ片付く感じが好き♪」とかだったら全く問題ないけれど、ほとんどの人はそうじゃない。

面倒だし、やりたくもないけど誰かがやらなくちゃいけないし、渋々やっているってパターンがほとんどだと思うのです。

だけど人って、最初は嫌々やっていたことでも次第に手際よくやっていけるようになるものです。

さらに、自分なりのやり方とかルールが出来上がって、どんどん自分なりのこだわりみたいなものまで確立させてしまうんです。

なので、せっかくご主人や子供たちが手伝ってくれても、シンク周りが水浸しだったり、洗ったお皿の重ね方が気に入らない。

いつもの自分のやり方と違ってることになんだかモヤモヤして、「ありがとう、助かったよ」という言葉よりも先に、心の中では「なにコレ。2度手間じゃん・・・」とか「自分でやったほうが早かったし」と、思ってしまうわけです。

こんな風にしか思えなくなった時、それはもう皿洗いがあなたの得意な家事になってしまってるということなのです。

お皿洗いのプロになりたいのですか?

ここで、皿洗いが得意になったあなたに考えてほしいことは、

それは、「あなたは皿洗いのプロになりたいのですか??」ってこと。

多分違うと思うんですね。

ただ単純に、「自分がやらなきゃ」って思っていたのかもしれないし、意識するでもなく「私がやるのが当たり前」になっているだけかもしれません。

何もこれは皿洗いに限ったことではなくて、嫌な仕事を嫌な会社で続けている場合も同じです。

どんなに嫌な会社の仕事でも、ある程度長くやっていればそれなりに出来るようになっていきますよね。

そして、会社での仕事は、皿洗いに自分のこだわりややり方が確立された時以上に、自分なりのやり方が確立されていきませんか?

そうなると、最初はどんなに嫌な仕事だったとしても「そんなにイヤじゃないかも?」って思えてくるから、ずっと同じことを続けながらその中に楽しみを見つけ、波風立てずにその場にとどまろうとする。

なんだかんだあったとしても、慣れ親しんだ場所は心地よくなっていくし、自分なりのルールが決まってしまえばイヤじゃなくなリますから。

そしてそのうちに、その場所が人生の大切な居場所になってますますそこから離れることができなくなってしまうんです。

その場所が本当に自分の臨んでいる環境で、毎日の仕事が自分のやりたいことや将来のやりたいことやれるようになっていたいことと繋がっていれば全く問題はないのだけれど、多くの場合はそうじゃない。

やりたくもないことを「仕事だから」とか「嫌じゃないかも」と自分に言い聞かせ、職場の上司の前では、部下という立場で、後輩の前では先輩という立場で、家に帰ればお母さん役やら妻役やら女優並みに七変化させながら日々を過ごしていくうちに、自分のことがどんどんわからなくなります。

その結果、気づかないうちに自己肯定感が下がっていたり、自信をなくしてしまっていたりするんです。

今のあなたが続けていることは、あなたの目指すものに繋がっていますか?

ラカシェットにお見えになるお客様や生徒さんは、生活のために会社も仕事も辞めることが出来なくて、クタクタに疲弊してヒーリングを受けに来たり自分の方向性を見失しなってリーディングを受けに来られる方もスゴく多いのです。

☑将来どんな生活をしていたい?

☑3年後にどんな生活をしていたい?

☑1年後は?

☑じゃ、3か月後は?

色々と質問を投げかけても、今の現状が続くこと以外の未来予想ができなくなっていて、好きなことすらわからなくなっている方もいらっしゃる。

ただひたすら感情を殺して職場に行って、慣れた仕事を続けることで、確かに生活は守れるかもしれません。

だけど、「限りある人生の大切な時間を、好きでもないことに費やすことで積み上がっていくものは?」っと自分に問いかけてみると、悲しいほど、自分にとって価値のないものだったりするかもしれません。

自分の人生って周りの環境がどうであれ、やっぱり自分で創っていくしかなくて、毎日の小さな積み重ねで出来上がっていくものなんですよ。

植物博士から頂いたもの

先月サロンでお出ししていたウェルカムティーは、嬉野の茶葉から作った紅茶に梅シロップを加えて甘くしたものでした。

この嬉野の紅茶は、私が尊敬しているお隣県の植物博士から頂いたもの(*^^*)

私よりも随分若いその植物博士とは、初めてお会いしてから、もうかれこれ12、3年かそれ以上になるんじゃないかなぁ。

私がハーブの勉強の勉強をしている時に投稿した、土のPhについて書いたアメブロ記事がきっかけでした。

それ以来、何度もLa cachetteに足を運んでいただいていて「植物博士」として登場してくださってるブログ記事もいくつかあります。

↓↓↓

その植物博士は、お花の品種改良だったり果物の品種改良といった研究に携わっていらっしゃるのですが、子供の頃からずっと「土」とか「お花」が好きだったのだそうです。

おばあちゃんが畑に行く時についていって、隣で種まきを手伝ったり、お小遣いをもらうとお花の種を買いに行ったり。

飽きずに読んでいた本も「趣味の園芸」というムック本なのだそうです。

この本は、NHKで日曜日の朝に放送されている内容が書籍化されたもので、今でも書店やコンビニに並んでいるロンブセラー本なのですが、子供が読んで面白がるような本でもないわけですよ。

⇒ 趣味の園芸

こんな子供って、学校のクラスでは特に目立つタイプではなく、どちらかといえば地味なタイプだったのかな、っと思うのですが、その後の進路決めで学校を選ぶ時も、就職先を選ぶ時も、植物に関われるところ以外に考えたこともなかったのだそうです。

そんな彼が、30年以上前の子供の頃に読んでいた「趣味の園芸」に、お花の品種改良をアドバイスしている農家さん経由で、開発秘話とか苦労話など、専門家の立場として受けたインタビューが掲載されたよという話をポロリとしてくださったのですが、単順に心の底からスゴイな!!と思えた瞬間でした。

だって、30年以上前の子供時代に、好きで読んだりながめていたりする本って、誰にとっても夢とあこがれが詰まっている世界です。

それから30年以上経った今は、小学生の男の子だった自分の夢のあこがれの世界の住人になっているんです。

当時は、「趣味の園芸」という本の中の人になりたいとは思っていなくて、単純に「土」とか「お花」が好きだっただけだと思うんですね。

だけど、自分の「好き」を続けてきた結果の今、子供の頃にあこがていた本の中にいる自分になっていたって考えると、単純にスゴイことで、

もし、同じように「土」とか「お花」に興味を持つ子どもたちに「趣味の園芸」という本を通して、夢や希望が届いているとすれば、自分の中だけでで育ててきたと思っていた夢や希望は、植物博士が辿ったように、誰かの30年後の現実世界をつくっているのかもしれないのです。

そう思うと、すごく壮大じゃないですか?

どんなに時代の流れが早くなっていっても、自然界と密接に関わっている植物の改良にはすごく時間がかかるのだそうです。

確かに植物は、基本的に1年に1度しか花を咲かせませんからね。

そんな花から採れた種を選んで、雄花と雌花を交配させることを何年も何年も繰り返してやっと安定したものが出来上がっていくのだそうで、世の中の流れや人の好みを加味することも必要なんだとか。

確かに最近では、母の日に送るカーネーションだっていろんな色や形のものがあるし、紫陽花なんかは特に色も形も沢山の種類がありますからね。

植物博士との何気ない会話の中には、「そういうことか!?」っと腑に落ちるような閃くような瞬間がしょっちゅうあります。

そして、この閃きも大切ないただきものです。

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自分の時間がなくなるのを気にして挙げられるのは自分だけ

さて、小田桐あさぎさんの魅力覚醒講座に言葉に話を戻すと、

「人は続けることでしか変わらないから、何を続けるかがすごく大事!嫌なことを嫌々続けていれば、それが積み上がっていくから、結果、どんなに嫌なことでもそれしか出来ない自分になっていく。その結果、ずっと嫌なことをやり続ける人生になっていくんだよ。

だから、まずは自分の嫌なことやりたくないことを少しずつ手放して、空いたスペースは、自分のやりたいことや好きなことで埋めていこう。」

講座の中で何度も言われ続けていながら、改めて自分のイヤなことのリストを書こうとするとなかなか出てこないし、やっと出てきたことも、「次の瞬間には、それほど嫌なことなのかな?」と思えてしまって、なかなか難しいものです。

人生100年時代とは言われているけど、20代や30代と同じようにずっと元気で過ごせるわけではなく、寿命がどんなに伸びてもやっぱり時間は有限です。

そして、自分の時間がなくなるのを気にして挙げられるのは自分だけ。

やりたくないことや嫌なことに時間を使うわけには行かないですからね。

続けることでしか変わらない人生、これから先にあなたが続けていきたいことは何ですか?

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あとがき

先日、19期の魅力覚醒講座を卒業して、改めてテキストや録画されてる講座を見消しているのですが、講座が始まった半年前とは受け取り方が全く違うものになっていました。

どっぷりと土の時代を生きてきて、来年は還暦を迎えます。

「まだまだこの先40年もある」と考えると、すごくたっぷり時間があるように感じられるけど、物覚えも集中力も悔しいくらいに落ちています。

それでも、これから先は、今までと違う新しいことに挑戦したくて、時間の余白をつくりつつあれこれやってみようとしているところです。

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