2020年の惑星逆行。
パッと全体的な惑星の動きをみてみると、今までの価値観が大きく変わる前の最後の年になるんじゃないかみたいな逆行スケジュールになっていました。
2019年には逆行しなかった金星も、2020年は春先に1ヶ月ちょっとの逆行期間があります。
2020年の惑星逆行の特徴は、なんと言っても「木星と土星の逆行時期がほとんど一緒で重なっている」っていうあたり。
さらに、この木星と土星の逆行が終わるちょっと前から、火星が逆行を始めます。
木星と土星が一緒に逆行するっていうのも面白いところですが、それに続くように火星が後を追っかけるっていう動きも気になります。
エクセルで作って画像処理してるので、ちょっと見にくいのですが、ざっくりみるとこんな感じです↓。
ここでは、2020年の惑星逆行カレンダーと逆行期間についてまとめています。
Contents
惑星逆行の動きをカレンダーで把握する
まず、2020年の1年間の流れを惑星逆行をベースにみていきます。
上記の表もエクセルで作っているので、透かしの入っていない原本をダウンロードできるように準備しますね。
2020年5月中旬からほぼ9月いっぱい、ラッキーな拡大星と言われ、運気をグーンと拡大させてくれる木星と、試練の星ともいわれ、何度も同じことを繰り返させられ、なかなか合格点をくれない厳しい土星が、ほぼ一緒に逆行しだします。
イメージ的には、進学校の土星校長先生と、褒めて成績を伸ばしてくれる担任の木星先生が、生徒たちがもっと上を目指せるようにカリキュラムを見直している感じでしょうか。
そして、木星と土星の逆行が終わって、喪が開けるぞ、っていうそのちょっと前に、勢いよくスタートダッシュを決めてくれるはずの火星が逆行。
あうっ。
あまりにも張り切りすぎて、スタートダッシュで転んでしまう的なイメージです(笑)。
これは、誰にでも起こり得ることなので、なんか上手くいかないね―、っていう時期をすぎて、調子が戻ったぞ、って思えるのが、多分11月末か12月にはいってからくらい。
1年って、長いのか早いのかわからないけど、色んなことが起こるし、色んなことを変えていくこともできますね。
では早速惑星の逆行スケジュールをもうちょっと詳しくチェックしていきましょう。
2020年の逆行時期の日にちと期間
水星(☿)について
水星の逆行時期
水星の逆行は、公転周期が早いので毎年、年に毎年3回起こります。
- 2月17日9:27~3月10日12:32(魚座→水瓶座)
- 6月18日の13:38~7月12日17:17(双子座内)
- 10月14日の9:47~11月4日の2:36(蠍座→天秤座)
水星の本来の特徴とキーワード
水星:コミュニケーション、知識、言語、好奇心
- コミュニケーションのリニューアル
- 知識の更新
- 興味、ワクワクが新しくなる
水星逆行期間中に注意すること
- コミュニケーションの行き違いや伝達ミスが起こりやすい
- 過去に楽しんでいた趣味や興味に再びスポットがあたりやすいけど楽しめない
金星(♀)について
金星は、美、快楽、お金を司る惑星です。
金運を見ていく場合にもじゅうようになる惑星で、金運UPの場合は、火星や木星と併せて見ていきます。
- 5月13日16:08~6月25日15:46(双子座内)
金星の本来の特徴とキーワード
金星:愛と美の女神・ヴィーナス
- 「理想の女性像」の更新
- 美的センス、自分の魅力のアップ
金星逆行中の特徴と注意すること
- 疲れすぎると自分の容姿に無頓着になりがち。
- 美しい人に対しての嫉妬心や妬み、人に対して許容範囲も狭くなってくるかもしれません。
- お金に関しては、価値のない快楽のための無駄遣いが多くなるので要注意!
火星(♂)について
火星の逆行時期
- 9月10日6:30~11月14日(牡羊座)
火星の本来の特徴とキーワード
火星:闘争と攻撃性、エネルギー
- 行動を起こすきっかけや積極性
- 「男性性」のリニューアル
- 行動の促進、活発化
火星逆行期間中の特徴と注意すること
- 一気にやる気がなくなったり、停滞感を感じます。
- また仕事などのプロジェクトは振り出しに戻ったり、方向転換したり。
- 本来なら力強く前進するためのエネルギーが他者へ向けられ、言葉や態度の暴力を他者へ向けてしまう可能性があります。
木星(♃)について
星座占いで、12年に1度巡ってくる幸運の星は、木星を見ていきます。
拡大の星(ラッキー惑星)と言われている木星は、2019年の11月ごろからやぎ座に移動します。
もともとやぎ座を支配するのは厳しい惑星・土星なんですが、2020年に木星が巡ってくることにより、厳しい試験に合格して、大きなご褒美を手にすることができる星回りになります。
木星の逆行時期
- 5月14日23:00~9月13日(山羊座)
木星の本来の特徴とキーワード
木星:拡大と発展、チャンスと援助
- 寛容さ、幸運、楽観性、学問、海外、哲学
木星逆行期間中の特徴
- 運気が停滞している様に感じて、行動範囲も狭くなったり、新しいことを受け入れる事が難しい守りのような時期。
- 勉強なども滞ってしまいます。
土星について
もともと土星はゆっくりと時間をかけて少しずつ確実に前進していく性質を持っています。
土星の逆行時期
- 5月11日12:38~9月29日(山羊座)
土星の本来の特徴とキーワード
土星:時間、制限、課題、試練、忍耐、頑固
土星逆行期間中の特徴
- 時間がかかる
- 上手くいかない
もともと山羊座を支配する土星は、知恵をもった老賢人にもたとえられ、なかなかOKを出してくれない厳しい惑星。
そんな土星の逆行はダメ出し食らって何度もやり直しをさせられる、みたいなイメージです。
やってもやっても、なかなか成果が出ないどころか、どんどん物事が悪化していくような錯覚を起こして、この時期はとても苦しい時期かも。
あなたの中に眠っている膨大な原石を、宝石に変えてくれるプロセスです。
雑に磨いて、安売りするほうが早いかもしれないけど、それではもったいなさすぎるのです。
磨けば磨くほど輝きを増す原石が、あなたの中に眠っていることを老賢人はしっていて、時間をかけて磨くことで、驚くような輝きを持つ原石を持っていることを教えてくれようとしている時間です。
このプロセスがあってこそ作れる強固な地盤と、時間によって積み上げられた経験は、何事にも代えがたい財産へと変わります。
ここから先の、天王星、海王星、冥王星の逆行は、人生感を覆すような出来事や思考に変わっていく前触れで、もう全くコントロールできない範疇です。
後で振り返ったときに、「あのときのコレが転機だったのか!」っていう感覚でしか理解しにくいですね。
天王星(♅)について
天王星の逆行時期
- 2019年8月12日11:59~1月11日11:30(牡牛座)
- 8月15日23:06~2020年へ続く
天王星の本来の特徴とキーワード
天王星:革命、唐突な変化・変容
古い体制を改革、自由、独立、科学や発明
天王星逆行期間中の特徴
- 自分の目に言えない潜在意識の力から変化を促される前触れなので、何度も何度も自問自答するような時期になります。
- 個人レベルというより、日本とか世界規模での大きな事件や事故などの影響で、意識がガラリとかわるわかりやすい出来事が増える時期。
海王星(♆)について
水星のワンオクターブ上の周波数を持つと言われる海王星。
水星が声を出せば届く距離だとすると、海王星はそのもっと遠くの距離にある、手ではつかめないけど確かに存在する空気感のようなもの。
海王星の逆行時期
- 6月23日13:49~11月29日9:47(魚座内)
海王星星の本来の特徴とキーワード
海王星:無意識の世界、スピリチュアル、神秘や幻想、夢、インターネット
- イマジネーション、直感
海王星の逆行期間中の特徴
- 直感が働きにくくなるので、自分軸がブレ世間に惑わされる時期です。
- 世間体に自分をあわせようとすることで、本来のあなたらしを失ってしまうので要注意。
冥王星(♇)について
冥王星は準惑星に変わってしまって、見えないけれども存在するというなんとも不思議な惑星です。
私達の見えないところで影響を与える惑星なので、個人レベルではどうすることもできず、変わらせられる、変わらずを得ないそんな影響を与える惑星です。
冥王星の逆行時期
- 4月26日4:18~10月4日22:19(山羊座)
冥王星の本来の特徴とキーワード
冥王星:死と再生、秘密、世界や世代の変容、宿命、オカルト
(冥王星は準惑星)
冥王星は、個人レベルではどうしようもないレベル。
じわじわと長い時間をかけて変化する地球温暖化や、あっという間に現状が変わってしまう大きな天災など。
これはもうどうしようもないのだけど、ある意味必要な変化のために古い価値観を強制的に排除させられるようなものです。
一時的には痛みをともなうこともあるけれど、より良いものへを変わっていくための通過儀礼のようなものでもあります。
「Stargazer 占星暦」について
ここで紹介している惑星逆行のスケジュールは、「Stargazer 占星歴 2020版」からの引用です。
見た目は普通の薄い小冊子なのですが、楽天市場やAmazonからは購入できません。
購入できる通販サイトは、占星術とは関係ないちょっと怪しげな投資の書籍なんかを販売しているネットショップです。
毎年夏頃に発売が開始され、11月ごろには既に完売していますから、興味がある方はお早めに!
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ただ、怪しいながらに、投資がらみの占星術も気になります。
書籍の概要を見ていると、「株」の話だと思うのですが、満月のときには売りたくなるらしいのです。
●金融占星術入門
考えてみれば、私たちのまわりにあるものには皆、観察してみると何らかの“傾向(=周期=サイクル)”が見える。サンマが秋においしいのも、桜が春に咲くのも皆、周期という名の傾向があるからといえる。この傾向という代物、「歴史は繰り返す」という言葉があるように人間にも見事に当てはまる。“あること”が起これば、人は“ある行動”をとる傾向にある。特に市場では“あること”をもとに、言葉では説明のつかない行動をとることもある。例えば「満月のときには売られる」などの話がその典型だ。確かに、この話自体はにわかには信じがたい。だが「“満月”になると人は何故か“売りたくなる”傾向になりがちだ」と統計的に考えたらどうだろうか。多少なりとも「そうかもしれない」と思えるようにはなるだろう。引用:トレーダーズショップ
●ファイナンシャルアストロロジー
2011年から2021年まで市場の転換点になりやすい重要な惑星アスペクト一覧表を掲載 ―水星、金星、火星逆行期間・金星サインチェンジ日・木星以遠の惑星メジャーアスペクト形成日が一目で判る―
難解とされた究極の相場予測ファイナンシャル・アストロロジー ここに平易に解明される
こういった書籍を見ると、占星術って単なる当たり外れを占うものではなく、古代から政治なんかにも使われていたというのがよくわかりますね。
惑星の逆行を動画で見てみよう
逆行って聞いていても、イメージしにくいです。
ちょっと古い動画で、2016年の火星の逆行がシュミレーションされたものなのですが、日にちごとに惑星が動いて、ちょっと立ち止まって逆行する様子がすごくわかりやすいです。
*火星と土星は実際よりも大きく描画されています。
ツイッターではこんなのも見つけました。
おーこれはこれで、わかりやすいねー木星、神じゃん(笑) pic.twitter.com/8l6m8Wbj8D
— 黒ラブ教授(理系と文系の研究者、科学コミュニケータ) (@kurorabukyouzyu) December 6, 2019
まとめ
ここでは、2020年の惑星の逆行の日にちと時間をまとめています。
2020年は、木星と土星の逆行時期がほぼ一緒という、なかなか波乱万丈色々ありそうです。
ただ、年末が近づくにつれて、終わりよければ全て良し、と色々ありすぎたからこその充実感みたいなことを感じることができる1年になりそうですよ!
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