ハートのトマトが赤く色づいたよ!




ハートトマト

今年、初めて種から植えた、ハート型のミニトマトがやっと赤く色づきました!

まだ皮が硬いので、後2、3日して最初の1つ目をいただけそうです。

毎年5月の連休頃に、ホームセンターや近所のスーパーで、ある程度成長したトマトの苗を購入するのですが、種から育てたのは初めてで、トマトのタネを見たのも初めて。

くしゃみでもしたら一気に吹き飛んでしまうくらい小さな種で、やっと出てきた芽も凄く頼りなくって、カイワレどころではない頼りなさで、可愛いと心配が入り混じって、2017年の夏の思い出NO.1はこのトマトかも(笑)。

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トマトの種ってこんなに小さい

トマトのタネ

トマトのタネ

ミニトマトの種って1mmもない大きさで、スカスカにかるいのです。

種の周りにはうっすらと繊毛のようなものがあり、種まき前に水を吸わせるのですが、水を吸わせるとご覧のように、周りがゼリー状になります。

以下、トマトの成長画像です。

トマトの成長写真

あまりにも種が小さすぎたので、紙コップのそこに穴を開けて、種まきしました。

4つの種の打ち、発芽したのは1つだけだったのですが、この双葉はあまりにも頼りなく諦めるわけでないけれど、この時点では大きく成長することはないだろうと、思っていたのです。

トマト01

トマト01

双葉がちょっと大きくなって、緑色もしっかりしては来ましたが、茎の太さもカイワレの半分くらいだったので、お水も一旦手にすくって、茎から離れたところにそっと流して、土をしめらす程度にしていました。

水滴が落ちただけでも、茎が折れてしまいそうなくらいに細いのです。

トマト02

トマト02

今年って梅雨はあったかな?と言うくらい梅雨の記憶がスッポリ抜けて、一気に夏に突入したように思えるのですが、気温の上昇とともにあんなにひ弱だったトマトは急成長。

トマト3

トマト3

土を触って手が汚れていますが、本葉も4枚に!

まだ、最初に種を植えた紙コップで成長中です。

トマト4

トマト4

こうやって振り返ってみると、このあたりでひょろりと徒長しているので、多分梅雨はあったのでしょう。

日照が足りなくて徒長しているようです。

トマト5

トマト5

7月末頃に蕾が!

まだ紙コップの狭い中で、頑張ってます。

 

トマト6

トマト6

ただ、花は咲いているのに、花粉が出ていないようなのです。

トマトは雄花と雌花が別々ではないはずだし、花粉が出ないってどういうことだ???

トマト7

トマト7

ただこの後も次々に花は咲くし、ティッシュで受粉させてみたけど、花粉がつかず、花粉が出てない、と気づいた頃。

「農業的な植物経験がある人に聞きたい~」と、思っていたら、バッチリ2日後くらいにお会いすることができましたよ!

⇒ 会いたかった人に会えた日

あった途端に、トマトの苗を差し出すと手際よく受粉させてくださって、その数日後にはちっちゃく膨らんで受粉成功。

私も同じようにやっていたつもりだったのですけど、さすがです♪

トマト9

室内の日当たりの良いところに置いていたとはいえ、トマトは夏野菜。

日中、冷房を聞かせている部屋では気温が低すぎて、花粉が出せなくなっているんだろうってことで、外の日の当たる場所に置き直しました。

このときは流石に紙コップから、通常の鉢へ植え替えてます。

そして、お盆頃にはたべられるかな?っと思っていたミニトマトですが、やっと11月に収穫です。

種まきしたのは5月の末ごろ。ちょっとおそすぎました。

収穫といっても8個位なので。1日1個ずつ食べても1週間で終わり。

でも、苗から育てるのと種から育てるのって、可愛さと思い入れが全く違うんですよね。

種って本当に不思議で、小さな1粒の中にどれだけの遺伝子情報と記憶を携えているんだろうと思います。

植物だけではなく動物もおなじで、命のバトンを次世代に渡す時に、次の時代に適応するために少しの空き容量を準備しておいて、そこに新しい知恵と情報を詰め込んで、古い情報を少しずつ手放ながらサイクルを繰り返し続けているのでしょうね。

私達人を含む動物は、ある程度成長するまでは守られて教えてくれる存在がいるけれど、植物って、生まれた途端に与えられた場所で自立してますからね。

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