不規則な睡眠やバラバラな食事時間で体内時計がすっかり乱れてしまった「体内時計乱れタイプ」のあなたに必要な精油は、
- シャープでスッキリした香り
- 心身の緊張をほぐす香り 2つのタイプの間逆な香りです。
では早速、どんな精油を使っていくのかチェックしてみましょう。
体内時計乱れタイプに役立つ精油
体内時計乱れタイプに役立つ精油は、
- ローズマリー
- ラベンダー
この2つの精油は、実は同時に使うよりも、昼と夜で使い分けたほうがより効果的です。
なので、お部屋で香りを楽しむ場合には昼と夜で分けたり、スプレーの場合は昼用と夜用に区分けるほうがベストだけれど、「同時に使ってはダメ」というわけではないので、ご安心を!
ローズマリー
●昼間の使用がおすすめです。
ローズマリーの精油は、名前にローズと付くことからバラをイメージする方も多い精油ですが、ローズマリーは香りのイメージも心身に与えてくれる影響もバラとは真逆の作用を持っています。
香りを一言で表すと、昔のタンスの虫よけに使われていた樟脳(しょうのう)の香り。
シャープで目の覚めるようなスッキリした香りです。
植物としての見た目も、ちょうど爪楊枝くらいの細い葉っぱを棘のようにたくさんつけていて、シャープな香りがそのまま形になったようです。
ローズマリーの精油に含まれる成分は、土地や気候などにより影響をうけやすいので、成分構成によってケモタイプという3つの種類に分けられており、ローズマリー◯◯と云う表記で、どの成分が多く含まれているのかが表示されています。
- ローズマリー・カンファー(ツンとするような香り成分が多い)
- ローズマリー・シネオール(スーっとする香り成分が多い)
- ローズマリー・ベルベノン(柔らかい香り)
状況や改善したい状況によって使い分けていくのですが、おなじすっきりさせたい状況でも頭なのか気持ち=心なのかで微妙に違ってきます。
- 頭の中の思考をクリアにしたい⇒ローズマリー・カンファー
- 気持ちをすっきりしたい場合⇒ローズマリー・シネオール
- 香りを楽しみながら改善したい⇒ローズマリー・ベルベノン
ただ、体内時計の乱れタイプには3つのローズマリーのどれを使っても大丈夫です。
ローズマリーを使う時の注意点
- 高血圧の方は注意が必要です。
- てんかん持ちの方は注意が必要です。
ラベンダー
●夜の使用がおすすめです。
ラベンダーの精油は、リラックスさせたい時に第一選択肢になる精油の代表です。
使用に関する特別な注意事項もないので、安心して使える精油ですが、ラベンダーにも幾つかの種類があります。
一般的にいうラベンダーは、「ラベンダートゥルー」とか「真正ラベンダー」のことを指しています。
以下のものは一般的に言われているラベンダーとは成分構成が全く違っていて同じようには使えませんから注意してください。
この2つはローズマリーのようなシャッキリと目覚めさせる香り成分で、皮膚刺激もあります。
- フレンチラベンダー(ラベンダーストエカス)
- スパイクラベンダー
ちなみに、こちらがGW頃の母の日のプレゼント用にお花屋さんによく出回っているフレンチラベンダーで、上記のちょっと地味なぽ花が真正ラベンダーです。
ラベンダーを使う場合の注意点
ラベンダーに関しては使用に関しては、使用濃度を正しく守れば、特に注意することはありません。
使用濃度に関しては、私の所属するAEAJでは安全に使用するための濃度は1%以下です。
(所属する団体や使用目的によって違っています)
まとめ
ここでは、体内時計が乱れている場合のオススメアロマブレンドを紹介しています。
実はこのローズマリーとラベンダーは、認知症の予防と改善に使い分けられるブレンドに入っている精油です。
認知症の予防には交感神経と副交感神経のメリハリをつけることが大切でなので、
-
- 昼間:ローズマリー2滴+レモン1滴
- 夜:ラベンダー2滴+オレンジスイート2滴 をお部屋でかおれせるだけでOK!
●自律神経の乱れをチェックする ⇒ 自律神経タイプをチェックする
●アロマを学ぶ ⇒ アロマテラピー検定対応コース&アドバイザー認定講習会(福岡ラ_カシェット)